靴の修理・百科事典

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つま先が減るのですが Part 2

最近、爪先に金属のプレートを取り付けるという補修法があると知りました。 御社の方でも扱っていらっしゃるでしょうか。 また、素人目には音などしそうで、ちょっと躊躇する面ございます。 お忙しいところ申し訳ありませんが、如何なものでしょうか。。(男性)

おっしゃるように、音や滑りなど靴底に要求される条件から言いますと合理的に考えて、金属のプレートを取り付けられる方は、意匠面の意識が高いのではないでしょうか。
昔に比べて、合成ゴムや接着剤の進歩は目覚しいものがありますので、そちらをお勧めいたします。

実際に靴をオーダーされた際に金属のプレートをつま先に取り付けられた方の感想がありますので、ご紹介します。

「まず耐久性の面ですが、金属とはいえ、厚さが1mmほどしかありませんので、意外に磨耗するのが早いということがあります。すぐに先端部が 磨耗して、本底に到達します。それに、磨耗した先端が鋭利な刃のようになって危険です。
次に歩行時の感触ですが、はっきり言ってつま先が減りやすい歩き方をしている人ほど違和感が強いと思います。駅のホームや百貨店のツルツル した固い路面を歩く時はかなり歩きにくいです。ガチガチ音がしますし。私の場合、つま先に金具を入れた靴のヒールはオールラバーにしていま すが、ヒールに沢山のピン打ちしたラスター仕上げの靴の場合、つま先とカカトの両方で滑ってまともに歩けないでしょう。
そんな訳で、わたしの場合、2度と金具埋め込みはするつもりはありません。やっぱり、新品時に薄いゴムを貼りつけるのがベストでしょう。
歩行時の違和感は全くありません。私が試したところ、週一回の着用で半年以上はゴムの張り替え無しで行けます。」

つま先の減りに関しては、個人的にはオールソール張り替えるまでの暫定的な処理に過ぎないという見解です。
車で言えばFF車の場合、前のタイヤが先に減りますよね、その場合ローテーションすることにより4つのタイヤをうまく使い切るのと同じで、つま先のみ簡単にラバーで補修し、ソールを使い切るというのが合理的だと思います。