TOP奨学金について保証制度(機関保証)について
最終更新日 : 2025/08/05

保証制度(機関保証)について

機関保証制度は、日本学生支援機構の奨学金において、連帯保証人や保証人を立てる代わりに、保証機関(公益財団法人 日本国際教育支援協会)が奨学金の返還を保証する制度です。
この制度の主な点は以下の通りです。
• 目的: 連帯保証人・保証人を探す手間をなくし、学生が自身の意志と責任で奨学金を申し込めるようにすることです。
• 仕組み: 奨学金貸与額から毎月一定の保証料が差し引かれ、保証機関に支払われます。保証料の支払いは貸与期間中のみです。
• 保証範囲: 元金・利息・延滞金(遅延損害金)を保証します。
• 返還延滞時: 本人が返還を延滞した場合、保証機関が日本学生支援機構に代位弁済(一括返済)します。その後、保証機関は本人にその返済額を請求(求償権の行使)します。延滞や代位弁済の情報は個人信用情報機関に登録され、信用情報に影響します。
• 選択: 奨学金申し込み時に人的保証か機関保証かを選択しますが、所得連動返還方式や大学院修士段階の授業料後払い制度を利用する場合は、機関保証への加入が必須です。
• メリット: 連帯保証人・保証人を探す手間が省け、割安な保証料で保証が受けられます

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