大腸はどんな働きをする?
- 水分を吸収をする
- 老廃物を排出するために便を作る
- 免疫機能が働いている
体の7割の免疫が大腸に集中しています!!
便潜血検査てどんな検査?
がんやポリープ、腸内の炎症があると出血が起こる可能性があります。便潜血検査は専用のスティックで採便をして、便の中に血液が混じってないかを調べる検査です。
便潜血検査で2本の内1本が陽性(+)だったけど、もう1本は陰性(ー)だからすぐ精密検査を受けなくてもいい?
「2本目は陰性(-)だったから…」、「痔があるから…」、「便が硬かったから…」などの理由で精密検査を受けないと、がんやポリープを見逃してしまう能性があります。
大腸がんは、早期発見・早期治療で、治すことが可能ですので、1回でも陽性(+)の場合は精密検査を受けましょう。
<大腸がんは、早期発見・早期治療することで寛解できることから、精密検査を受けできる限り早期のがんを見つけることが大切です!!>
大腸の精密検査の種類が知りたい
大腸内視鏡検査を受けることが奨励されています。困難な方は、他の検査で代用することがあります。医師とよく相談してください。
いずれの検査もあらかじめ下剤を飲み、大腸の中を空にします。
①大腸内視鏡検査
お尻から内視鏡カメラを挿入し、大腸を直接観察する検査
- 現時点では、最も精度が高い。
- 小さな病変やポリープの発見に適している。
大腸CT検査
CT装置で大腸を撮影する検査
- 体外からの撮影であるため、苦痛が少ない。
- 検査は短時間で済む。
- 小さな病変は、内視鏡検査より発見が劣る。
- 切除が必要な場合、再度大腸内視鏡を行う必要がある。
大腸カプセル内視鏡検査
少し大きめのカプセル内視鏡を飲み込み大腸の中を撮影する検査
- 苦痛が少なく、放射線被爆の心配がない。
- 費用が高い。(3割負担の方で3万円~)
- 内視鏡が困難な場合は、保険の適応になる。
大腸の病気が見つかった場合はどんな治療をするの?
主治医と相談し、治療や定期的な経過観察を行います。
便潜血検査は、40歳以上を目安に毎年1回は受けるようにしましょう。
厚生連の外来でも精密検査を受けることができます。
※医師の都合により診察日等が変更になることがあります
受診の流れ
- 受付時間内で都合の良い時間に受診する(予約不要)(持ち物:精密検査依頼状、保険証 等)
- 医師と相談の上、検査日を決定する
- 検査日に受診する