最終更新日 : 2023/02/28
心電図で異常と言われたら
異常波形で疑われるもの
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虚血性心疾患:心臓に栄養や酸素を運んでいる血管(冠動脈)に動脈硬化が起こり、血流が悪くなって起こる病気のことを言います。代表例は狭心症や心筋梗塞です。
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不整脈:脈拍が速くなったり遅くなったり、リズムが不規則になることです。健康な人でもタバコやストレス、睡眠不足などで不整脈が出ることがあります。
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心肥大:高血圧が長く続いたりすることで心臓に負担がかかり、本来の働きが低下してしまう状態をいいます。
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弁膜症:心臓の入口や出口にある弁の不調により血液が通りにくくなったり、逆流する病気のことです。先天性の場合もあります。
こんな症状があったら、心電図検査で異常がなくても必ず
循環器内科を受診しましょう!
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脈が乱れる
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動悸、息切れがする
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胸の圧迫感、しめつけられるような胸の痛み
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足のむくみ
精密検査はどんなことをするの?
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ホルター心電図:携帯用の小型心電計を用いて、長時間(24時間)にわたり心電図を記録します。
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心エコー:胸に超音波を当てて検査をする方法で、心臓内部の心房・心室・心室壁・弁の形状などを映し出します。
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運動負荷心電図:実際に運動を行い、通常では 起こらない異常を調べる検査です。
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その他:CT、心筋シンチグラフィー、MRI、心臓カテーテル検査、胸部X線 等