体重が増えてしまうのは動く量（消費エネルギー）よりも食べる量（摂取エネルギー）が多く、余ったエネルギーが体内にたまり過ぎてしまう為です。
つまり原因の多くは食べ過ぎ、運動不足にあります。
体重が増えるとどうなるの？
「肥満は万病のもと」と言われるように多くの病気の原因になります。
- 心疾患（心筋梗塞、狭心症）
- 脳血管疾患（脳梗塞、脳出血）
- 脂肪肝
- 動脈硬化、高血圧、糖尿病、脂質異常症
- 高尿酸血症
- 膝関節症
さらにこれらの病気ははじめのうちは無症状のものがほとんどです。肥満を放置することで、これらの病気も知らずに進行してしまう恐れがあります。
メタボリックシンドロームてなに？
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積に加えて、「脂質異常」、「高血糖」、「高血圧」を２つ以上該当した状態を言います。
左）内臓脂肪型肥満
右）皮下脂肪型肥満
腹囲が内臓脂肪面積100㎠以上に相当します。
男性：85cm以上
女性：90cm以上
蓄積した内臓脂肪から悪玉物質が多く出て、高血圧・高血糖・脂質異常症を引き起こします。これらは脳血管疾患や心疾患の原因になります。
体重を減らしたい！どうすればいい？
まず、現体重の3％を減量とすることを目標としましょう。
内臓脂肪の減少、高血圧・高血糖・脂質異常症といった生活習慣病改善が期待できます。
例） 体重80kgの人の3％ → -2.4kg
毎日の晩酌、間食で知らない間にエネルギーを摂りすぎているかもしれません！