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最終更新日 : 2023/03/13

PSA(前立腺がん腫瘍マーカー)で精密検査が必要と言われたら

前立腺がんと診断される割合は、50歳を過ぎると急激に上がります。
前立腺がんは進行すると排尿のしづらさや痛みが出現しますが、他のがんに比べて進行が遅く、初期にはほとんど症状がありません。 
また、前立腺がんの症状は、前立腺肥大と似ていることもあり、「がんではなく肥大だ」と思い込んでいると、前立腺がんを見逃す可能性があります。
PSAの値が4.00ng/ml以上で精密検査を受ける対象の方は、自己判断せず専門の泌尿器科を受診しましょう!

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前立腺がん 年齢階級別罹患率 (2015年)

精密検査はどんなことをするの?

  • 生検:がんが疑われる場合には針を使い前立腺組織を採取し、良性と悪性の判断をします。
  • MRI:がんが前立腺内のどこにあるのか、前立腺の周囲への浸潤や、リンパ節への転移がないか確認します。
  • CT:リンパ節や肺への転移の有無を確認します。
  • 超音波:肛門から直腸へ超音波の機械(プローブ)を入れ、画像で前立腺の状態を観察します。
  • 触診:肛門から直腸に指を入れ、前立腺の大きさや硬さを確認します。

どのような病院に行けばいい?

泌尿器科の受診をお勧めします。受診する際は、事前に受診先の病院に詳細をお問い合わせください