TOP乳がん検診超音波(エコー)でよくある所見を知りたい
最終更新日 : 2024/02/26

超音波(エコー)でよくある所見を知りたい

腫瘤

何かの「かたまり」があるということです。乳房のしこりで、良性と悪性があります。

乳がん1.png

石灰化

乳腺のなかにあるカルシウムのかたまりのことです。

のう胞

乳腺組織が変形して袋状になり、そこに水がたまったものです。基本的に、水の袋なので心配ありません。

のう胞内部エコー+(プラス)

のう胞の袋の中に、色や、見え方の異なる部分が存在するということです。

乳管拡張

乳腺でつくられた母乳を乳首まで運ぶ乳管が拡張しているということです。乳管内に腫瘤がある場合や授乳中にみられる所見です。

乳腺内低エコー域

超音波上の乳腺の見え方が、周囲や反対側の乳腺に比べて性状が異なり、色が濃く見えるということです。

エコー.png

乳腺内部エコー(不均一または、豹文状パターン)

超音波上の見え方が、均一ではなく、濃い部分や薄い部分があるなど、まだらにみえるということです。

エコー2.png

乳腺組織構築の乱れ

しこりによって、その周囲の組織に引きつれがみられる、もしくは、明らかなしこりはないが、組織の並び方が整っていないということです。