眼底検査ってどういう検査?
眼底検査は目の奥の写真を撮影し、網膜や視神経の異常がないかを調べる検査です。
眼底の構造
眼底検査ではどんなことがわかるの?
網膜は人の体の中で唯一血管が直接観察できる場所であるため、 眼底検査では動脈硬化の程度や高血圧・糖尿病に伴う血管異常の有無が分かります。
また、視神経乳頭の色や形の変化から、緑内障などの発見に繋がります。 目の病気は放っておくと失明の恐れもあるため、定期的な検査が大切です。
- 緑内障:眼圧が高くなることで視神経に異常が起こり、視力が低下したり視野が狭くなったりする病気です。眼圧が正常値でも視野が狭くなる正常眼圧緑内障もあります。
- 白内障:目の中のレンズの役割をしている水晶体が濁ることで、ものが重なって見えたり、目がかすんだり、まぶしく感じたりする病気です。加齢が主な原因です。
- 糖尿病性網膜症:糖尿病の合併症のひとつです。 長く高血糖の状態が続くと目の血管が詰まったり破れたりして視力の低下に繋がります。