TOP専攻医側の操作等について 自己評価を行った後の指導医評価は、プログラム期間に勤務した全ての施設の指導医に依頼して全項目の評価をしてもらう必要があるのでしょうか。
最終更新日 : 2024/12/17

自己評価を行った後の指導医評価は、プログラム期間に勤務した全ての施設の指導医に依頼して全項目の評価をしてもらう必要があるのでしょうか。

研修手帳における自己評価と指導医評価につきましては、基本的には各年次終了時に経験した各項目について自己評価を行い、その年度に研修を行った施設の指導医に依頼し指導医評価を行ってもらう事となっています。
なお、1年次で既に経験すべき症例数をクリアし、自己評価で「3:目標に達した」であり、指導医評価でも「3:目標に達した」と評価された項目などについては、2年次以降の自己評価と指導医への評価依頼はせずに、2年次は1年次に経験できなかった項目や自己評価が向上した項目等について入力して指導医に評価依頼をしてもらうことで問題ありません。ただし、研修を修了するためには最終的に経験すべき症例数をすべてクリアし、全ての項目の自己評価と指導医評価が行われている必要があります(全ての項目が「3:目標に達した」になっているという意味ではありません。また、カリキュラム制の専攻医で他診療科の専門医を持っている先生は、経験を免除される項目(疾患等)がございますので各自でご確認下さい)。
本年度より電子研修手帳が運用開始となったため、現在、専攻医研修中の先生方は、紙の研修手帳と電子研修手帳の両方を所持している事となっています。このため、専門医試験の受験申請に電子研修手帳を使用される場合は、既に終了した年次に記載されている自己評価を電子研修手帳に入力し直し、その年次の指導医に依頼し再度、指導医評価を入力してもらう事となります。なお、電子研修手帳ではシステム上、新しい年次の自己評価と指導医評価を入力すると上書きされるため過去の評価は電子研修手帳上からなくなります。つまり、3年次の自己評価と指導医評価を入力すると、1年次あるいは2年次の自己評価と指導医評価は電子研修手帳より無くなる事になりますが、専門医試験の受験申請上は、経験すべき症例数がすべてクリアされ、どの年次のものであっても全ての項目の自己評価と指導医評価が入力されていれば問題はありません。