1.ストレスチェックの概要
・ストレスチェックとは、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べるセルフチェックのことで、簡単に言うと「こころの健康診断」です。
・50名以上の事業所では、1年に1回実施が義務付けられています。
・高ストレス者とされたもののうち、医師の面談を希望するものに対して、事業者は医師による面接指導・意見聴取を実施する必要があります。
2.ストレスチェック実施の流れ
ストレスチェックの実施は、以下のような流れで進めます。
左側が個人に対する措置、右側は集団分析です。
集団分析の実施は任意ですが、職場環境の改善につなげるため、できるだけ実施しましょう。
first callを利用し実施した場合、簡易的な集団分析が自動で実施されます。
3.企業担当者・産業医のTo Do List
企業担当者・産業医のTo Do Listは以下のとおりとなることが一般的です。
4.産業医面談の進め方(一例)
面談者の状況次第でも変わりますが、一例として、以下の流れで実施するとスムーズです。
5.面談記録
・産業医面談の内容は、原則として、産業医が記録します。
・会社側は、記録として保存する必要があります(5年間の保存義務あり)。
面談記録のテンプレートは以下よりダウンロード頂けます。
6.集団分析
・部署ごと・年代ごと・役職ごとなど、グルーピングして分析することで、ストレスレベルが高いクラスターがないかなどを確認していきます。
・分析結果を衛生委員会などで報告し、対策を検討しましょう。
・first callで実施した場合、
①全体の結果をグラフなどで集計したレポート
②各集団別の結果を集計したCSV
が法人管理者のアカウント画面で閲覧できます。