TOPCORE 4099楽器用マイク🎥プリポラライズド・マイクカプセルとは何ですか?
最終更新日 : 2024/04/04

🎥プリポラライズド・マイクカプセルとは何ですか?

プリポラライズド・マイクカプセルは、コンデンサーマイクに必要なバイアス高電圧を48V ファンタム電源から生成するのではなく、カプセルのバックプレートとダイヤフラムの間に電圧を蓄積する事故電極生成方式を採用しています。

バックプレート製造時に1000V 以上の高電圧をかけ、さらにオーブンで長時間の高温エージング処理を施します。ポラライズド電圧を取り外してもバックプレートには230V 以上の電極電圧が残留し、100 年以上永続します。このエージングによりマイクは出荷後も安定した特性が持続します。またプリポラライズド方式によりバックプレートとダイヤフラムのスペースを広く確保できるため、高電圧時(SPL)のピークでも歪が発生しにくいのが特長です。

なお、マイクロホンに供給される48V ファンタム電源は、マイクロホン内のプリアンプとインピーダンス変換機を含む出力バッファーを動作させるために使用されます。

※ DPA 社のすべてのマイクロホンはプリポラライズド・マイクカプセルを採用しています。

下記動画はDPAミニチュア・マイクカプセルの構造を紹介しています。

関連する質問