基本方針
Q. スキル入力は「自分ができること」か「実際に対応した利用者のADL」か、どちらを答えれば良いですか?
A. これまで実際に対応した利用者様のADLを基準に入力してください。安全にご対応いただけた範囲を、具体的なケース(利用者様)を想定して記載します。
対象者(Aさん/Bさん/Cさん)の考え方
Q. 「Aさん」とは誰を想定すれば良いですか?
A. 過去に対応歴があり、重度でも問題なく対応できたご利用者様を想定してください。
Q. Aさんの入力が終わるとBさん/Cさんが出てきますが、なぜ分けて入力するのですか?
A. 異なるタイプのご利用者様の対応歴を把握するためです。A・B・Cは別々の方を想定して入力してください。
Q. 一人の方に過去の状態を“盛り合わせて”1名分として入力しても良いですか?
A. 推奨しません。実在した別々の方を想定し、それぞれの実情に合わせて入力してください。
入力単位・人数の目安
Q. 何名ぶん入力すべきですか?
A. 1名以上で問題ありません。可能であれば3名以上ご入力いただくと、データの信頼性が高まりマッチング精度向上に寄与します(無理のない範囲で構いませんのでご協力をお願いいたします)。
イチロウ以外の経験の扱い
Q. イチロウでの対応歴に限られますか?
A. いいえ。イチロウ以外も含めた介護経験全体から、ご自身のスキルを入力してください。
ADLの選び方(単一選択/複数選択)
Q. 各ADLは「自分が対応できる中で最も重い項目」を選べば良いですか?
A. はい。安全に対応できる中で最も重い状態を選んでください。より軽い状態は対応可能と判断します。
Q. 単一選択の質問で複数の状態に対応できる場合は?
A. 最も重い状態を選択してください(それ以下は対応可能と見なします)。
Q. 「選択が少ないとマッチングしにくい」と表示されます。どうすれば?
A. 可能な範囲で、対応可能なADLを具体例(A/B/C)として複数入力いただくと精度が上がります。
食事スキル・嚥下の基準
Q. 「食事や水分を飲み込めない」の選択は、経管栄養等の介助の有無という理解で良いですか?
A. ほぼその理解で問題ありません。経口摂取が難しいレベルへの対応経験を問う意図です。
Q. 拘縮があっても食事介助できる場合、関連項目はすべてチェックすべき?
A. 実際に対応したご利用者様の状態に合わせて該当箇所を選択してください。むやみに全選択は不要です。
拘縮へのチェック
Q. 拘縮の項目は「全てにチェック=どんな拘縮でも介助可能」という意味ですか?
A. いいえ。特定の1名(A/B/Cなど)を想定し、その方の実際の拘縮状態で入力してください。
認知症の重症度の入力
Q. 認知症の有無・重症度はどう入力しますか?
A. 他のADL同様に特定の1名を想定し、対応可能な中で最も重い状態で入力ください。認知症については重度に対応可能であれば軽度も対応可能と判断します。
医療処置の経験有無の扱い
Q. 介護士でも「医療処置:経験あり」にして良いケースは?
A. 次の4項目は介護職の経験として入力可です:喀痰吸引/経管栄養/胃ろう/バイタル測定。
それ以外の医療行為は看護職の経験がある場合のみ「あり」を選択してください。
マッチングへの影響
Q. すべてにチェックしたい(何でも対応したい)が、登録はどうすべき?
A. 本入力は介護のスキルを大まかに把握するためのものです。重度が可能=軽度も対応可能として扱われます。実際の応募は従来どおりご希望の案件(重度、軽度ともに)にご応募してください。
身長・体重の入力
Q. 身長や体重は誰の数値を入れますか?
A. そのADLで想定している過去のご利用者様1名を思い浮かべ、大まかな数値を入力してください。
補足(迷ったら)
Q. 迷ったときの進め方は?
A. まずは思い出しやすいケースから1名でも入力しましょう。余力があればタイプの異なる方を2〜3名追加すると、マッチング精度の向上につながります。入力は実績に基づく具体性が大切です(抽象的な「できる/できない」ではなく、実際に対応した状態で記載をいただければ幸いです)。
