TOPシステム要件ソフトウェアを動かすためのPCスペック
最終更新日 : 2021/08/27

ソフトウェアを動かすためのPCスペック

Pix4Dmapperをご利用するに際して推奨されるパソコンのスペックは以下の通りです。

OS:Windows 7, 8, 10 (64ビット版)
CPU:クアッドコア/ヘキサコア Intel Corei7 / Xeon 以上
GPU:OpenGL 3.2.と 2GB RAMに対応したGeGorce GPU
ハードディスクの空き容量とメモリ容量:
写真の画素数と枚数の組み合わせにより異なりますが、概ねの目安は以下の通りです。
小規模プロジェクト(画素数14MPixcelで100枚未満)
 8GBのRAM、15GB 以上のSSD空き容量
中規模プロジェクト(画素数14MPixelで100-500枚程度)
 8GBのRAM、30GB 以上のSSD空き容量
大規模プロジェクト(画素数14MPixelで500-2000画像程度)
 32GBのRAM、60GB 以上のSSD空き容量
非常に大規模なプOSロジェクト(画素数14MPixelで2000画像以上)
 64GBのRAM、120GB 以上のSSD空き容量

その他の注意点
・電源ユニットの容量は十分に確保されていること
・PCのリソースをフルに使用するため充分な冷却ができるものが好ましい

【よりテクニカルな考察】

CPUの選択方法
Pix4Dmaperで大半の処理プロセスはCPU上で行われますので、最新世代のCorei7以上またはXeonCPUをお勧めします。その中でCPUのクロック速度が処理時間全体に影響を与え、CPUのコアの数はステップ2処理(点群と3Dメッシュの生成)に影響を与えます。
一方で、デュアルソケットタイプのCPU(デュアルソケットタイプのXeon)シングルソケットCPUよりも高速な処理を提供しますが、費用対効果を考えた場合、よりクロック速度の速いCPUを選択することをお勧め致します。

Quadro GPUは使えるか?
Pix4DmapperはOpenGLとCUDAテクノロジーを利用して処理を行いますので、Quadroでも利用は可能ですが、コストパフォーマンスという点ではGeForce系の方が上位機種を購入できるので、Pix4Dmapperの画像処理専門のPCとして利用する場合には積極的にQuadroを選択する必要はないかともいます。一方で3D CADソフトウェアと併用する場合には併用するソフトウェアの要求要件を満たすグラフィックボードを選択する必要があります。

メモリーの選択
RAMの量は、主に1つの処理プロジェクトで扱える画像の数や1枚当たりの画素数に対して影響をいたします(処理枚数が多かったり、高解像度の社員であるほど消費するメモリーリソースが多くなります)。経験的に言えばデスクトップPCの場合、撮影枚数が1000枚以内かつ4000万画素以下の写真の場合には32GBのRAM容量を推奨いたします。これ以上の処理枚数や超高解像度の写真を取り扱う場合には64GB以上のRAMを推奨します。

ディスク
基本的に処理速度を最小限にするためアクセス速度が少ないものを選択することが望ましいのでSSDを推奨いたしますが、Pix4Dmapperの本体プログラムが入っているドライブの空き領域が少なくなると処理に影響を及ぼすため、CドライブをM2 SSDなどアクセス速度の速いドライブにしてアプリケーションをインストールし、生成ファイルや写真などはDドライブにSSDもしくはアクセス速度の速い大容量HDDを入れることが現実的かと考えます。

5.各種ドライバーについて
Pix4Dmapperを安定して使用するため、GPUなどのドライバーは常に最新にすることを強く推奨いたします(ドライバー互換性により処理トラブルが起こるケースが見られます)。