区別するものはデータセンター事業者とテナント事業者の契約形態です。前者は「面積契約」であり、後者は「ラック契約」になります。
面積契約で一定の面積を専有している場合、テナント事業者は専有部分の空調・照明などとIT機器の使用量を報告します。一方でデータセンター事業者は、テナント事業者が持ち込んだIT機器の使用量を除いて使用量を報告します。
ラック契約の場合、テナント事業者は使用量を報告する必要はなく、データセンター事業者が全ての使用量を報告します。