(1) 月別
「エリア別月別電気需要最適化係数」は、年度初めに資源エネルギー庁HPに前年度の実績値が公表されます。その値と、小売電気事業者または一般送配電事業者がアグリゲーターを介して日々に情報発信されるDR指令、あるいは電力需給調整市場から発信される情報を参考に、月別使用量をシフトします。
(2) 時間帯別
「時間帯別電気需要最適化係数」は以下の通りです。
i) 再エネ電気出力が大き過ぎるため抑制が必要な時間帯(上げDR)
使用量を増加させる時間帯は小さな値の3.6GJ/千kWh(使用量増加を誘導)
上げDR指令日の使用時間帯は一律8:00?16:00
※一般送配電事業者から公表されます。
ii) 電気需給状況が厳しく使用量を抑えたい時間帯(下げDR)
発電所の広域予備率が厳しい時間帯は大きな値の12.2GJ/千kWh(補正係数1.3を掛けた値)
(使用量減少を誘導) 下げDR指令日の使用時間帯は一律0:00?24:00
※広域的運営推進機関(下記リンク)から公表されます。
https://web-kohyo.occto.or.jp/kks-web-public/
iii) その他の時間帯
9.4GJ/千kWh(火力電源平均値)
※ 参考:告示 別表第4の2(A)(B)