気体は温度・圧力によって体積が変化します。省エネ法定期報告書では、次のようにしてください。
(1)記入要領のP37「2.I.(3) ④の表(燃料の熱量換算)」で、単位にSATPと表示されている場合
SATP(Standard Ambient Temperature and Pressure)は、25℃、100kPa(1bar)を標準状態とする考え方です。この場合は、熱量換算係数はこの温度・圧力における値が記載されていますのでこれを用い、使用量はこの温度・圧力に換算して用いてください。
(2)都市ガスの場合(SATPの表示がない)
熱量換算係数はガス供給事業者に確認した係数、又は記入要領の「別添資料2」の係数を用い、使用量は計量値をそのまま(温度・圧力の換算をせずに)用いてください。
(ただし、都市ガスの取り扱いは、今後改定されることもありますので、最新の記入要領を確認してください。)