他者から購入した熱(蒸気・温水・冷水)については、下記の手順で記入してください。
なお、自社で、都市ガス等の燃料を用いてボイラーや熱源設備等で蒸気・温水・冷水を発生させて使用している場合は、エネルギーの計上は使用した燃料で行い、蒸気・温水・冷水としては計上しない(エネルギーを二重計上しないため)のでご注意ください。
(1) 使用した熱の確認
記入要領(下記URL)の「1.一般事項 (7)報告するエネルギーの範囲」で確認してください。産業用蒸気、産業用以外の蒸気、温水及び冷水等が該当します。
なお、産業用とは工場等での使用、産業用以外とは、ビル等での使用が該当します。
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/enterprise/factory/support-tools/data/kojo-kinyuyoryo24.pdf
(2) 熱量の換算係数の設定
上記(1)の記入要領の「2.定期報告書(様式第9)について I.特定-第2表」で確認してください。
2024年度提出から、熱量の換算係数が変更されています。
(3) CO2の排出係数の設定
環境省による下記URLの「■算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」で確認してください。
https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/calc
(4) 使用量の設定
使用量を自社で確認してください。
(5) 熱量GJ及び原油換算kLの計算
熱量GJ = 年間使用量 GJ × 熱量の換算係数 GJ/GJ
原油換算kL = 熱量GJ × 0.0258 kL/GJ
【EEGSによる入力方法】
エネルギー使用量・販売量の入力の画面から入力してください。使用量を入力すれば、熱量の換算係数やCO2の排出係数は自動設定され、原油換算kL及びCO2排出量も自動計算されます。
EEGSの操作方法は下記のマニュアルを参照してください。
https://eegs.env.go.jp/eegs-portal/manual