TOP定期報告書の書き方全般電気事業者からの買電の定期報告書への記入方法は(年間合計の記入)[ID_B-0049]
最終更新日 : 2024/06/24

電気事業者からの買電の定期報告書への記入方法は(年間合計の記入)[ID_B-0049]

電気事業者からの買電の使用量については、1)年間使用量と、2)月別・時間帯別の使用量の記入が必要です。
本項では1)について記載してあります。2)については、FAQ「電気事業者からの買電の定期報告書への記入方法は(月別・時間帯別の記入)」を参照してください。

(1) 電気事業者の契約メニューの設定
契約している電気事業者の契約メニューを選定してください。メニュー名はアルファベットで識別されており、例えばメニューAからメニューCまである場合は、再エネ契約であれば、メニューA又はメニューBであり、特に再エネ契約をしていない通常の契約であれば、メニューC(残差)といったように「残差」の表記があるメニューが該当します。
メニューが不明な場合は、1)自社内で契約内容を確認する、2)電気事業者のホームページで確認するか直接問い合わせる等の方法で確認してください。

(2) CO2の排出係数の設定
契約メニューがわかれば、排出係数は、環境省による下記URLの「電気事業者別排出係数一覧」で確認できます。
https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/calc

(3) 使用量の設定
年間合計使用量を用いてください。
なお、2024年度提出の場合に限り、「昼間買電量」と「夜間買電量」に分けた値(区分が不明は場合は全量昼間とする。)及び「うち夏期・冬期における電気需要平準化時間帯」の確認も必要です。

(4) 使用量のうちの非化石の計算
下記の式により契約メニューごとに計算してください。
電気事業者の非化石証書の使用状況=A%とします。(値は電気事業者のホームページ等参照)
非化石電気の割合% = A + (100 − A) × 0.13
使用量のうちの非化石 千kWh =使用量 千kWh × 非化石電気の割合% / 100

(5) 熱量GJ及び原油換算kLの計算
熱量GJ = 年間使用量 千kWh × 8.64 GJ/千kWh
原油換算kL = 熱量GJ × 0.0258 kL/GJ

【EEGSによる入力方法】
電気事業者買電入力画面から入力してください。電気事業者とメニューの組み合わせを選択し、使用量を入力すれば、非化石割合も含めて、熱量GJや原油換算kL等は自動計算されます。
EEGSの操作方法は下記のマニュアルを参照してください。
https://eegs.env.go.jp/eegs-portal/manual

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