DR実績値算出支援ツールの計算手順を下記に示します。
1）DR開始時間の5時間前から2時間前（8:00〜11:00）の過去4日間の平均使用量を30分毎に算定します。（仮の補正ベースライン）
2）DR当日の8:00〜11:00の30分毎の使用量から１）の平均使用量を差し引き、差分を示します。（差分の表示）
3）30分毎の6個の差分を合計し、6で除した値を当日調整値として表示します。（当日調整値の算定）
4）DR発令時間帯の13:00〜17:00の過去4日間の平均使用量を30分毎に算定します。（発令時間帯の補正ベースラインの作成）
5）４）の30分毎平均使用量から当日調整値（固定値）を加算して表示します。（発令時間帯の標準ベースラインの作成）
6）DR当日の13:00〜17:00の30分間使用量ごとに標準ベースラインを差し引きます。なお、その結果がマイナス値の時間帯は0を表示します。（DR実施量の表示）
7）６）のDR実施量kWhは30分使用量で示されていますので、その値を合計し、2で除した値がDR実施量kWhとして表示されます。
8）６）の30分毎の差分で最大の値が最大供給容量kWとして表示されます。