【16データセンター業】 データセンター事業者とテナント（ユーザー）のエネルギー使用量の算入とベンチマークの報告について、1)IT機器設置スペースを提供する「ハウジング事業」と2)IT機器自体も提供する「ホスティング・クラウド事業」について知りたい。 [ID_M-7070]

1)の「ハウジング事業」の場合はデータセンター事業者は空調・照明等の備付設備の使用量を報告し、床面積の賃貸借契約を結んだテナントは専用部の備付設備および持ち込んだ空調・照明設備、IT機器本体の使用量を報告します。なお、ラック借り契約の場合はテナントが持ち込んだIT機器使用量はデータセンター事業者が報告します。2)の「ホスティング・クラウド事業」の場合はデータセンター事業者が備付設備および所有するIT機器の使用量を報告し、ユーザーの報告はありません。また、ベンチマークは1)は建築付帯の備付設備を所有するデータセンター事業者および専用部に持ち込んだ空調・照明設備がある場合はテナントも報告します。2)の場合は建築付帯の備付設備を所有するデータセンター事業者が報告します。