ビルオーナーとテナント間での非化石価値の配分方法および添付資料は以下の通りです。
1. 重複報告部分の配分方法
ビルオーナーが所有・調達した非化石証書の非化石価値のうち、オーナーとテナントの報告範囲が重複する部分については、以下の計算式で算出した非化石価値をテナント側も同様に重複して報告できます。
【計算式】
重複部分のテナントの非化石価値(千kWh) = オーナーが調達した非化石価値(千kWh) × (重複部分のテナントの使用量(千kWh) ÷ オーナーの報告範囲の使用量(千kWh))
計算例:
・ビル全体の使用量:1,000 千kWh
・ビルオーナーの使用量:500 千kWh
・テナントの使用量:800 千kWh
・重複部分の使用量:300 千kWh
・ビルオーナーが購入した非化石価値:100 千kWh
【結果】 テナントは 100 × (300 ÷ 500) = 60 千kWh の非化石価値を、オーナーと同様に重複報告可能です。
2. 残りの非化石価値の取り扱い
残りの非化石価値(上記計算例における残りの 40 千kWh)については、オーナー等が自らやテナント等にどれだけの量を割り当てるかを自由に設定できます。ただし、この残りの部分についてオーナーとテナントでの重複報告はできません。
3. 添付する根拠資料
定期報告書の提出時(EEGS提出時はPDFで添付)には、以下の資料をあわせてご提出ください。
1) 重複部分のエネルギー使用量がわかる資料
2) ビルオーナーが購入した非化石証書等の写し
※詳細は「定期報告書・中長期計画書 記入要領」の別添資料9をご参照ください。