食事療養標準負担額の遡及処理
- コスト連携で自動算定された後に入院保険組合わせや医療区分評価の変更を行った場合に、自動算定済みの食事療養標準負担額に対して遡及処理を行い、変更された入院保険組合わせや医療区分評価に対応した食事療養標準負担額へ更新することができます。
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入院保険組合わせや医療区分評価の更新後、コストカレンダー(以下コスカレ)を開き「
臨床の記録を取込む
」を押下していただくと、新たな入院保険組合わせや医療区分評価の内容に合わせ食事療養標準負担額の内容を更新いたします。
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遡及処理を行う際、更新した内容が該当する期間すべての内容が更新されるため、手入力で追加・修正を行った内容に関しても上書き更新されますのでご留意ください。
食事療養標準負担額の遡及処理例
【食事療養標準負担額の自動算定後に限度額認定証の登録を行った場合】
1.入院時の保険証登録は国保のみであり、食事療養標準負担額は「食事療養標準負担額(一般)」が自動算定される
2.限度額の提出があったため、患者保険タブより限度額の追加を行う
3.コスカレを開き「臨床の記録を取込む」を押下
4.画面を更新すると食事療養標準負担額が「食事療養標準負担額(一般)」→「食事療養標準負担額(低1)」へ更新される
【食事療養標準負担額の自動算定後に生活保護(食事費用が全額給付になる公費)を保険組合わせに設定した場合】
1. 入院時に保険証の確認ができず自費で対応しており、食事療養標準負担額は「食事療養標準負担額(一般)」が自動算定される
2.生活保護該当であることが確認できたため、保険情報の追加と入院保険組合せの更新を行う
3.コスカレを開き「臨床の記録を取込む」を押下
4.画面を更新すると自動算定されていた「食事療養標準負担額(一般)」が削除される
【食事療養標準負担額の自動算定後に医療区分評価を設定した場合】
1.医療区分評価が区分1であり、食事療養標準負担額は「生活療養(1)食事療養標準負担額(一般)」が自動算定される
2.その後、評価の内容を更新し「区分1」から「区分2」の該当となった
3.コスカレを開き「臨床の記録を取込む」を押下
4.画面を更新すると食事療養標準負担額が「生活療養(1)食事療養標準負担額(一般)」→「生活療養(1)食事療養標準負担額(医療区分2・3)(一般)」へ更新される