下記に該当する場合には起算日の変更が必要になります。
1.再入院(初回入院日を起算日とする)
- 当医療機関退院後、3ヶ月以内(悪性腫瘍、指定難病、特定疾患患者は1ヶ月以内)に、同一疾患にて同医療機関に再入院した場合
- 特別な関係にある医療機関退院後、3ヶ月以内(悪性腫瘍、指定難病、特定疾患患者は1ヶ月以内)に、同一疾患にて同医療機関に再入院した場合
2.転院(最初の医療機関の入院日を起算日とする)
特別な関係にある医療機関から同一疾患で転院してきた場合
<医療機関様作業>
入院起算日の設定
1.入院起算日の設定はコスカレ上の入院起算日バーを押下します。
2.展開されたカレンダーより入院起算日として指定したい日付を選択し設定を行ってください。日付の押下で確定となります。
3.カレンダー下部に「レセプト上の入院年月日を変更します。既に算定された内容は変更されません。」という確認メッセージが表示されます。
4.入院起算日を設定すると、レセプトのコメントへ反映されます。
設定した入院起算日(例として2023年9月1日としています。)が入院年月日に出力され、摘要欄に入院起算日以降のHenry上で登録している入退院歴が自動で出力されます。
入院起算日設定の注意点
1.設定した入院起算日は、レセプトのコメントへの反映のみ対応
となります。
コスト連携や自動算定、既に算定済みの内容の自動更新には対応しておりませんので、入院料の加算等入院起算日により算定内容に影響がある場合は、手修正にて変更をお願い致します。
2.既定の入院起算日設定は、当該入院の入院日となります。
3.入院起算日を入院日の翌日以降で設定することはできません。
カレンダーで入院日の翌日以降はグレー表示となり選択不可となります。
入院起算日を入院日翌日以降で設定しようとすると「入院日を起算日より前に設定できません」というエラーメッセージが表示されます。
4.「入院起算日=当該入院日」と設定されている場合、入院日を変更すると入院起算日も変更した入院日に変更されます。
コスト連携や自動算定、既に算定済みの内容の自動更新の注意点と修正方法
コスト連携や自動算定、既に算定済みの内容の自動更新には対応しておりませんので、入院料の加算等入院起算日により算定内容に影響がある場合は、手修正にて変更をお願い致します。
コストカレンダ―にて直接修正が必要です。
入院起算日からの日数は、手動計算をお願い致します。
※入院料に対する加算は入院料と一塊になっています。
-
一般病棟入院期間加算(14日以内) 入院日より14日間
- 入院起算日から14日を超えている場合は算定出来ないので手動で削除
- システム上は今回入院日からのカウントになってしまいます
- 入院起算日から14日以内の場合は手動で修正
- 入院起算日からの日数を手動計算いただき、14日以内のみ算定するよう修正
- 入院起算日から14日を超えている場合は算定出来ないので手動で削除
-
一般病棟入院期間加算(15日以上30日以内) 入院日より15日~30日間
- 入院起算日から15日以上30日以内を超えている場合は算定出来ないので手動で削除
- システム上は今回入院日からのカウントになってしまいます
- 入院起算日から15日以上30日以内の場合は手動で修正
- 入院起算日からの日数を手動計算いただき、15日~30日以内のみ算定するよう修正
- 入院起算日から15日以上30日以内を超えている場合は算定出来ないので手動で削除
-
救急・在宅等支援病床初期加算 等 入院日より14日間
- 入院起算日から14日を超えている場合は算定出来ないので手動で削除
- システム上は今回入院日からのカウントになってしまいます
- 入院起算日から14日を超えている場合は算定出来ないので手動で削除
-
後発医薬品使用体制加算1 等 入院日初日
- 算定出来ないため削除
- 削除する加算にカーソルを合わせ
・・・
を押下 - 削除を押下(※算定単位を削除を押さないよう注意してください)
- 選択した加算のみ削除されます。