2段階に分けて接し方を徐々に変えていくことで、おすすめの本を手に取る流れをつくっていくことをご提案します。
1段階目は、読書の習慣を身につけるために、最初は漫画や攻略本を許容することです。
だんだん「読書の時間」に慣れてきたら、「今日はヨンデミー先生おすすめの5冊の中から選んでみよう」などの声かけをしていくこともできます。
とにかく読書ハードルを下げて、お子さんが取り組みやすい形から徐々に進めていくと良いです。
「読書の時間」が当たり前に近づいてきたところで、次の段階に移行します。
2段階目は、「読書の時間を分ける」ことです。
たとえば、10分は自分の好きな本、10分はヨンデミー先生からのおすすめの本といった形で、時間で区切って読む本を決めます。
最初から自分の好きな本を読むことを禁止されたり、おすすめの本を読むことを強制されたりするような状態になってしまうと、お子さんの読書自体への抵抗感を育みかねません。
読書時間の中で、好きな本とおすすめの本を半々ずつ読むことは、お子さんにとってもおすすめの本を受け入れやすくなる手段の1つです。
もしお子さんが、日常の中で本を手に取ること自体には抵抗はないようであれば、2段階目からお試しいただいても構いません。