まず「音読をすることの意味」という前提に立ち返ることをおすすめします。
なぜ、音読がおすすめされるかというと、正しく文意を理解しやすくなるためです。
音読によって飛ばし読み等を防ぐことにより、理解がしやすくなると言われています。
つまり、もしお子さんが音読によって文章が理解しやすくなっていなければ、それはお子さんにとって音読する意味がありません。
お子さんが意欲的に音読をしない場合、音読によって理解のしやすさが変わっていないことが予想されます。
では、なぜ音読によって理解のしやすさが変化しないのか。
それは、読んでいる文章が現状のお子さんにとって「難しすぎるため」です。
難しすぎる文章ばかり読んでいても力は伸びません。
確実に楽しく読める文章から取り組み始めていくことがとても重要です。
お子さんの読解力を上げるための読書に重要なのは、
1. 楽しく読める本からスタートすること
2. 継続的に読書をすること
3. 適度な負荷をかけること
の3点です。
ただし3.に関しては、無理に引き上げてしまうとお子さんの本嫌いを引き起こしかねませんので注意が必要です。
ヨンデミーでのレベルに合わせた読書をコツコツ習慣化しつつ、楽しく読める文章から学び始めていくことが最終的な効果に繋がります。