まず曲の所要時間と価格の関係についてご説明いたします。
PeacePieceは、曲の所要時間はその曲の価値とは無関係であるとの立場です。
たとえ1分の曲であっても人を感動させる曲はありますし、30分の曲でも退屈な曲もあることでしょう。
編成についても同様で、シンプルなピアノ伴奏が48人編成のオーケストラによる伴奏より深い感動を呼ぶことがあっても何ら不思議ではありません。
それらは同等の価値を持ちうるものとして扱われるべきでしょう。
また、ある曲の価値は受け取る人の価値観・感性によっても千差万別です。
さらに、制作上の手間についても同様です。
パソコンに音符を入力するという作業の「手数」もまた、その曲の価値を左右する決定的要素ではありません。
ことに作曲という創造的作業の場合、最初のインスピレーションを得る瞬間はまさに「一瞬」かもしれませんが、そこへ至るまでにたいへんな苦心・創意工夫のプロセスがあります。(それには「経験」「知識」も含めることができます。)
それらは「時間給」には換算できません。
またその後、インスピレーションを曲という形あるもの、人と共有できるものにするための作業には、(作曲と編曲の定義にもよりますが、)やはり経験と知識、多くの場合多大な時間が必要です。
これらもまた単純にスケールで測ることができない要素です。
このような見地から、"ぴーす・ぴーす"のすべてのセットピースの価格は、所要時間・編成に単純に比例させることはせずに決定しております。
なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。