いわゆるワード、エクセル、パワーポイントはマイクロソフト製のソフトで、まとめて「マイクロソフトオフィス」という商品名で販売されています。
しかし、高価で毎月の使用料がかかるため、新たな費用が発生せず、安価で評判のいい互換ソフト「WPSオフィス2」 を推奨しています。
「WPSオフィス2」には、ワープロ、表計算、プレゼンソフトが入っています。
互換ソフトとは、医薬品にたとえるとジェネリックに相当する後発品なので、安価に提供できるのです。
使用方法は「マイクロソフトオフィス」と同じで、マイクロソフトのワード、エクセル、パワーポイントで作成したファイルとも相互にファイルを開いたり編集が問題なくできます。
例えば、他のパソコンのワードやエクセルで作ったファイルデータを「WPSオフィス2」の入ったパソコンで閲覧や修正するとか、逆も可能です。
違いに気づかずに使っている方も多いようです。
ただし、新しいバージョンの「マイクロソフトオフィス」に準拠しているので、古いバージョンの「マイクロソフトオフィス」から乗り換えた場合は、最初は少し戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れます。
エクセルのマクロなど高度な機能のごく一部に互換性のない部分がありますが、ほとんどの方には関係ありませんので、ご安心ください。
なお、専門家が検証し比較した記事をご紹介します。
WPS Office 2はMicrosoft Officeの代わりになるか?(All About)
https://allabout.co.jp/gm/gc/476136/
(互換性が100%ではないとの理由で、ビジネスシーンではメイン「マイクロソフトオフィス」、サブ「WPSオフィス2」と結論づけていますが、「マイクロソフトオフィス」でもバージョンが異なると互換性は100%ではありません。)