3つのデータから、8%程度だと考えています。
①s&p500の上位50社のリターン
s&p500に普通に投資した場合、成績の良かった上位50社に投資した場合、それ以外の450社に投資した場合、リターンから算出しています。
※成績は500社の株価成長率から数字を算出
普通にs&p500投資した場合は、10年間で518%のリターン。1年間平均だと5.1%ですね。
対して、上位50社に投資した場合だと10年間で2432%。1年間平均だと24.3%ですね。
このように、s&p500に含まれるような大企業でかつ、その中から成績のいい企業に投資した方がリターンが大きい、というのは明確なデータとして出ています。
まぁ、当たり前っちゃ当たり前ですよね。
インデックスファンドは、上位2割の会社がその成長の8割を支えていると、言われているので、500社全てを買うよりも成績のいい会社を選ぶ方がリターンが上がるわけです。
ただ、ピンポイントで上位50社を事前に選ぶことは難しい。自分で選んだ場合、実際は上位50社の企業もあれば、それ以下の成績になる企業も混ざるでしょう。
ただ、それで仮にリターンが24.3%の半分まで落ちたとしても、12%くらいあります。
このリターンが出るなら税引き後でも8%程度は平均として出るだろう、という元に算出しています。
②s&p500に15年以上投資した場合のリターン
s&p500に15年以上投資した場合年間平均成長率は
過去5年の運用成績は11.52%。
過去10年の運用成績は6.98%。
過去20年の運用成績は7.94%。
過去30年の運用成績は9.89%。
過去50年の運用成績は9.73%
※2019年時点のデータ
このように約7%〜10%の範囲で推移しています。
いわゆる、NISA5%というデータもこのデータから算出されたものです。
積み立て投資をした場合に、s&p500でこの数字なら、理由①のデータより、これ以上のデータになると考えて8%としています。
③配当の再投資によるリターン増
先程のs&p500の年間平均成長率・約7%〜10%というの数字は配当の再投資は含まれていません。
年間配当の2%も投資に回すなら、単純にリターンは9%〜11%に上がるということです。
つみたてNISAの投資信託では、配当の再投資はできないので、その分8%以上は期待できるだろう、という算出です。
以上、3つのデータにより、15年以上の積み立て投資をするなら8%以上は可能だ、という考え方をしています^ ^