noiの製品については、もちろん、記載されている成分のみで製造されておりますが、アンチドーピング問題については、はっきりと使用可能と明言することができない状況です。これは弊社の製品に混入しているというわけではなく、「混入してない」と明言できる検査認証団体が現時点で日本に存在しないという点によるものです。
現在の日本においてドーピング成分問題についてはいくつかの問題点がございます。
・日本におけるアンチドーピングの認証プログラムの中止
日本においては、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)がアンチドーピング製品のサプリメント分析認証プログラムを提供していましたが
昨年、サプリメント認証枠組み検証有識者会議(※)(スポーツ庁、日本スポーツ振興センター、日本オリンピック委員会、アスリート、食品検査規格等の団体、分析機関、製造企業の代表)による「スポーツにおけるサプリメントの製品情報公開の枠組みに関するガイドライン」が策定され、この認証プログラム(ドーピングに引っかからないことを認証する)自体が中止となってしまいました。noiでもアンチドーピングの認証取得を目指していた矢先であった為、現時点でnoi製品にはアンチドーピング認証を表示することができずにおります。
https://www.playtruejapan.org/topics/2019/000378.html
・サプリメントへの混入問題
昨年、株式会社ドーム社が発売したサプリメントに禁止成分が入っているという事件が起きました。これは、サプリメント自体の成分にはないが、製造工場で残留していたという説明がされていました。しかし、現場の視点から申し上げますと、サプリメントを製造する際には、全ての機器の洗浄を行いますので製造時に混入したというケースは考えにくい状況です。アレルギーといった問題もあり、粒製造には大変厳密な管理がなされます。ドーム社が意図的に行ったのか、詳細はわかりませんが、直近でこのような事件が起きていたことから、各医薬品・健康食品製造工場でも、非常に敏感になっている状況です。この為、工場としても責任問題となることから、認証プログラム再開までは「ドーピング成分は入っていない」と明言しないようです。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201909250000913.html
・noiの製品について
noiの製品については、もちろん、記載されている成分のみで製造されておりますが、アンチドーピング問題については、はっきりと使用可能と明言することができない状況です。これはnoiだけでなく、他社でも同じ状況であると考えられます(2019年3月以前に認証を取っていたものはアンチドーピング表示がされています)しかし、上記の通り、アンチドーピング認証プログラムが停止しており、ドーピングについて明言をすることができない状況です。大変申し訳ございません。
・ではどうすればいいのか
ドーピング認証については、海外で認証を取ることができるようですが
費用や販売の問題から、明治やDHC、森永といった大企業の一部が実施しているのみで、現在の日本では、アンチドーピング製品を探すことが難しい状況です。しかし、アスリートの方の栄養補給が非常に重要であることも認識しております。海外サプリメント製品ですと、アンチドーピングを明示した製品がいくつか見られますのでそのような製品を、個人輸入や日本の輸入代理店から購入されている方が多いようです。
このような回答となり大変恐縮ではございますが
認証制度が再開するまでは難しい状況でございます。
何卒ご理解頂けますようお願い申し上げます。