- アーティクルマネジメント推進協議会JAMPの発足した2006年当時、JAMPのように川上から川下までの多数の事業者が一堂に会して、サプライチェーン全体の課題について議論するような取組みは画期的なものでした。サプライチェーンで共通となる製品含有化学物質情報伝達のコンセプトをまとめて具体化し、国内外への普及が進められてきました。
- chemSHERPAは、JAMPやJGPSSIなどの成果を基礎とすることができる上、製品含有化学物質情報伝達の共通化を目指した国際標準IEC62474を採用していることから、海外での受容性も高まることが期待できます。
- 将来的にchemSHERPAがISO化されるよう、国際標準化活動に取り組んでいます。
- chemSHERPAの運営組織が普及に努めることはもちろんですが、chemSHERPAのユーザ各社が主体的に、chemSHERPAの製品含有化学物質情報伝達スキームを理解し、個々のものづくりの中で適切に利用することが、最大の普及戦略となると考えられます。