TOP宿泊事業者からPRのプロに相談コロナ後のトレンド(新しい働き方)についていくにはどうすればいいのか?
最終更新日 : 2020/06/15

コロナ後のトレンド(新しい働き方)についていくにはどうすればいいのか?

「withコロナ」「アフターコロナ」など様々な単語が出始めている昨今ですが、一つ確実に言えることは、コロナを機に「テレワーク」や「リモートワーク」などの新しい働き方への会社側や上層部の理解が少しだけ進み始めたということでしょう。

そこで、宿泊業やレンタルスペースなどの空間をお持ちの企業様は、今後、新しい働き方への提案ができると考えています。

フリースペースの貸し出し、ワークスペースの設置、ブレジャー(Business+Leisure)が楽しめる長期宿泊プランの考案など、方法は様々ですが、施設内に働くスペースを置く際には、以下の点に注意しましょう。

■Wi-fi環境

 こちらは言わずもがなですが、Wi-fiは必ず早いもので、パスワードがかかっていると、セキュリティー上、なお良いでしょう。

■電源の確保

 カフェのように、デスクからそのまま延長コードなしで電源が確保できるのが一番理想的です。難しい場合は、延長コードを貸し出すorたこ足配線を設置するなどで対応してみてはいかがでしょうか。

■息抜きグッズ

 「美顔ローラー」を置いてくださいとまでは言いませんが、こだわりのコーヒーや観葉植物、小腹が空いた時用の低糖質お菓子などがあると、PR上、快適な空間としてアピールしやすくなります。

■椅子

 小学校の時の固い椅子はNGですが、椅子に莫大なコストをかけて新調する必要はありません。施設内の椅子をすべて一か所に集めてみてください。その中で様々な座り方ができる椅子や座り心地の良いものを厳選し、ワークスペースに設置してみてください。変わったクッションでもいいと思います。

■プライベート空間

 集団テレワークの最大の難関は、異なる会社の人々の会議時間が被ってしまった時です。そこで、周りの目を気にせずに電話対応ができる、電話ボックスほどの空間があるとベストでしょう。そのようなスペースがなくても、部屋別に、「電話していい部屋」「PCのみの部屋」と銘打ってしまうといいでしょう。

最後に

施設自体が素晴らしくても、深く考えずにワークスペースのオープンをしてしまうと、「ネット環境が悪いから仕事にならない」「家でやった方がリラックスできる」とかえって悪い評判に繋がりかねません。

せっかくのテレワークプランなのであれば、「なぜ数ある施設の中で、自分の施設でテレワークをした方が働く方々にとっていいのか」の部分をとことん考え、思いつく限りの利点を並べ、その利点を順位付けしてから、PRを本格化してみてください。