染めムラなくキレイに染めるにはカセにして染める必要があります。
綛(カセ)状にした糸
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![kamiito1002kase_img2.jpg](/faq/56658351521b9fcf71cb46c29c79f1261e954311/acquisition_from_s3/?file_hash=3ba416cb901a2713e027ca1669ea889ca093ac7b.jpg)
そして「棒」を最低2本用意して下画像のように染めます。
糸がしっかりつかる染液の量にしてください。
![IMG_7489.jpg](/faq/56658351521b9fcf71cb46c29c79f1261e954311/acquisition_from_s3/?file_hash=a9f59b121baa0b9cd89ecd87abbd205c3f42f3a8.jpg)
そして下記のようにまんべんなく絞りながら染めることで糸の芯まで染まり、ムラなく染めの堅牢度(色の耐久性)の高い仕上りになります。
![名称未設定 - 1.jpg](/faq/56658351521b9fcf71cb46c29c79f1261e954311/acquisition_from_s3/?file_hash=660a52fcb24328d4f1d2e36823b32a8767cbf9f5.jpg)
以下、綛(カセ)染めに関するその他の質問への回答になります。
Q. 染めたい糸の量に対してキットの分量が多いので分量をわけて染めることはできますか?
![名称未設定 - 2.jpg](/faq/56658351521b9fcf71cb46c29c79f1261e954311/acquisition_from_s3/?file_hash=7da69fb25705385f7958eddd11503076f1eec74f.jpg)
可能です。
ただし以上のように通常より染めの液が多い量で染めることになるので、一般的な染め方より染料の量は多く必要になります。
染料の量を調整しながら染める場合は、染料の粉をすべて「約1L」のぬるま湯にとかして必要量だけを使用します。
※染料調合品は数種類の染料の粉を計量して配合しているため、粉の一部分だけを使用すると色相が変わる恐れがあります。
Q.糸が何グラムに対して染料が何グラムかを知りたいです。水の量なども。
![名称未設定 - 3.jpg](/faq/56658351521b9fcf71cb46c29c79f1261e954311/acquisition_from_s3/?file_hash=a3800793f72d851bc1cd4353ed0b9bc3af8f1063.jpg)
上記のようにイレギュラーな染め方のため、ご自身で「事前に染色テスト」をすることをお勧めします。
▼事前テスト概要
①10gほどの小さな糸のカセをつくる
②溶かした染料液で染色液をつくる
③染める
④後処理をして乾燥させて仕上りの色を確認
本番で300gのカセを染めるときは
事前テストの30倍の量の染料・液・助剤を使用すれば再現性が高くなります。
(300g ÷ 10g = 30倍)
Q. 蛍光カラーやネオン系の色はありますか?
![名称未設定 - 4.jpg](/faq/56658351521b9fcf71cb46c29c79f1261e954311/acquisition_from_s3/?file_hash=9e3707a900887858badbf8e20499a6e57e4d0aaa.jpg)
綿などの天然繊維用の蛍光・ネオンカラーの染料は存在しません。
染めでなく顔料で着色することは可能です。
当店では蛍光染めご希望の方には「布用絵の具 かけるくん!」の蛍光色を水で3~5倍に薄めて使用することをお勧めしています。
![kakeru007.jpg](/faq/56658351521b9fcf71cb46c29c79f1261e954311/acquisition_from_s3/?file_hash=33c8871a5b23da530f67c470f86892ff40f5128f.jpg)
「布用絵の具 かけるくん!蛍光シリーズ」
https://www.colormarket.jp/SHOP/183271/133346/list.html
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