赤色(朱色)は視野を明るくします。
日本のおわんや塗物の内側も赤く塗られていることが多いですが、それは中に入っているものがよく見えるように、という意味を持っています。
また赤は目に残像が残らない色でもあるようです。
面金を通して相手を見ても目の前にある面金が気になってしかたがないというようなことはありません。それは赤がもたらす効果によって面金が邪魔にならないのです。
以上です。