TOP日本剣道形について3本目の「入れ突き」の意味がわかりません
最終更新日 : 2020/04/17

3本目の「入れ突き」の意味がわかりません

「剣道講習会資料(平成29年4月1日)」P101には、「相手の太刀を手元に萎やし入れ、すかさず突き返すことを入れ突きという」と記載されています。
しかし前頁のP100には「打太刀の刀身を物打の左鎬で軽く入れ突きに萎やし、右足から踏み出し「トー」の掛声で打太刀の胸部を突き返す。」と記載があり、入れ突きの解説に整合性がとれていないという質問がありました。

また違う解釈として、相手の突き技などに対してこちらは迎え入れるように突き出し相手の突きを萎やしながら手元に引き込む動作のことを「入れ突き」というと理解されている方もいるようです。

そこで2018年中央講習会にて中田範士に入れ突きの定義を確認したところ、P101の記載のとおり、「相手の太刀を手元に萎やし入れ、すかさず突き返すことを入れ突きという」という回答でした。

以上です。