質問: 1名催行の立山アルペンルートの旅に、耳の聞こえない方から1名のみで申込があった。安全が確保できない恐れがあると思うので断っても問題ないか。
【回答】
障害者差別解消法では障害者の方に対する「不当な差別的取扱いの禁止」と「合理的配慮の提供」を求めています。
障がいのある方に対して、障害があることのみをもって正当な理由なく「その他当社の業務上の都合がある」(標準約款募集型企画旅行の部第7条八号他)として旅行参加をお断りすることは、不当な差別的取扱いになると考えられます。
耳が聞こえないことを理由に直ちに参加を断るのではなく、貴社の負担が重すぎない範囲で旅行者がご参加いただけるように対応(合理的配慮の提供)できるかどうかを真摯に検討してください。
詳細は、JATA・ANTAで発行する「障がいのある方の旅行参加を推進するための手引き」を参照してください。