施設・定期巡回で決まったルートの多数サービスを一括で従業員に割り当てる運用

このページでは主に施設や定期巡回などで、毎日向かう利用者様の順番がある程度決まっている場合に、各ルートに当て込んでいる多数サービスを一括操作で特定従業員へ割り振る方法を案内いたします。

例）
以下のサービスは毎日固定の順番で提供されていて、隙間時間も少ない。
・早番：利用者A→B→C→D→E
・中番：利用者F→G→H→ I →J
・夜勤：利用者K→L→M→N→O

→早番レーン上のサービスを全て従業員1へ、
　中番レーンは全て従業員2に、
　夜勤レーンは全て従業員3に割り振りたい。

事業所によって、施設内の部屋への訪問順や、利用者宅の固定されたルートがある場合に、従業員一覧から予めレーンを登録しておきます。

なお、その際はフリガナで表示順がコントロール可能ですので、各レーンがシフト表の最上部に表示される様に今回は以下の設定を行いました。

（例
・早番（フリガナ：01）
・中番（フリガナ：02）
・遅番（フリガナ：03）

※なお、設定ONを推奨していますが、必要に応じて従業員の編集画面から「重複チェック」を外しておいてください（関連するFAQは本ページ最下部へ）。

上記で作成したレーンに、効率よく回れる順番で計画シフトから予め従業員欄へ割り振っておきます。

本ページでは、これらのサービスを実績反映したところから想定し、説明いたします。

想定ケース：
「早番」レーン（7:00〜11:00）固定ルートのサービスを従業員「尾越友寿」に、「中番」レーン（11:00〜14:00過ぎ）の固定ルートのサービスを従業員「坂本ライアン」に纏めて割り振りたい。

まずは一斉編集機能の「従業員の編集」を用いて、早番レーン上のサービスを移動させます！

実績シフト画面の右下にあるピンク色のペンマークをクリックし、出てくるメニュー名「一斉の編集」を更にクリックする。

①アクション：従業員の編集
②対象期間：該当日の時間を選択
③従業員フィルタ：移動元
④利用者フィルタ：未選択

（今回は早番レーンを移動させるので）
①従業員の編集
②当日 7:00〜11:00　※早番の時間帯
③【早番】

上記条件を選択し、「検索する」ボタンをクリックする。

選択した期間・各フィルタに応じたサービスの一覧画面が表示されるので、「新規従業員欄」＝移動先に「尾越友寿」を指定する。

検索結果（対象時間や移動元・移動先従業員の選択に誤りが無いか）を、しっかり確認してから問題なければ「確定する」をクリック！

※対象から個別に除外したい場合は、右側のチェックマークを外せば移動させません。

問題なく作業が完了された場合、上部に「一斉に従業員が編集されました。」というメッセージが表示されます。

早番レーンにあったサービスが、全て「尾越友寿」に移動されている状態が確認できました！

続いて、同じ要領で中番レーンの固定ルートのサービスを全て従業員「坂本ライアン」に移動させたいと思います！

先ほど同様に実績シフト画面の右下にある、

ペンマーク＞一斉の編集

の順にクリックしていきます。

（今回は中番レーンを移動させるので）
①従業員の編集
②当日 11:00〜14:00　※早番の時間帯
③【中番】

基本的な操作の流れは先程と変わりませんが、今回は中番レーンのサービスを移動させたいので、対象期間の時間入力を「11~14時」で選択し、移動元の従業員は中番を選択します。

移動先の従業員欄から坂本ライアンを選択のうえ対象サービスの内容も確認し、問題ないため「確定」します！

※11~14時までを選択しましたが、対象期間の時間選択はサービス開始時間に準拠するため、13:45〜14:05のサービスも検索にHITしています。

一斉編集が実施され、中番→坂本ライアンへサービスが一括移動されました！

*完了メッセージ：一斉に従業員が編集されました。

今回、2度の一斉編集操作によって以下のサービス割り当てを行いました。

・早番レーン→尾越友寿
・中番レーン→坂本ライアン

一斉編集機能では、別の従業員へ簡単にサービスを一括移動できますので、未定サービスリストと上手く使い分けて便利にご活用いただけると嬉しいです！

概要