TOP施設の共同申請についてセットアップは主施設/ART施設どちらの役割ですか。主施設でも検査会社との契約は必要ですか。
最終更新日 : 2022/10/20

セットアップは主施設/ART施設どちらの役割ですか。主施設でも検査会社との契約は必要ですか。

当院(主施設)と近隣のART施設とで連携して共同申請を予定しています。
当院では遺伝カウンセリング(検査結果報告を含む)および申請手続き等を担当、ART施設は事前セットアップ(事前に血液検体でバリアントが確認できるか等)、排卵誘発、採卵、検体提出、正常胚移植を行うといった役割分担を考えています。

この方法だと、当院と検査会社(外注)との検体のやり取りがないため、当院と検査会社との契約手続きや病院としての料金設定(外注先での遺伝子解析費用)は不要と考えています。

現時点でART施設と検査会社の契約は済んでいます。
実際には、症例申請書類に記載を行うために、当院からPGT-Mにおける解析方法(マーカー)等を検査会社に問い合わせることが必要になりますが、検体のやり取りが発生しない場合、上記当院と検査会社との契約や当院での料金設定等は不要という方針で良いのか、ご教示をお願いしたく存じます。

もし、セットアップは当院で行うべきといったことがございましたら、この点ご教示頂けましたらと存じます。

症例の申請は、主施設が責任を持って行っていただきます。 セットアップは主施設で行っていただき、審査において重要なポイントの一つである「診断の正確性」について問題がないことを確認したうえで申請して頂く必要があります。 検体はART施設から直接検査会社に送るとしても、結果の送付先は主施設としていただき、結果の解釈やどの胚を戻すのかの判断等は主施設で行っていただく必要があります。 このため、主施設と検査会社との契約も必要と考えます。