大腸がんてどんながん?
大腸がんには、良性のポリープががん化するものと、正常な粘膜から発生するものがあります。日本では、40代から増加し、直腸がんが多く発見されています。
大腸がんは罹患数・死亡数ともに増加しています
2019年 がんの罹患数
1位 大腸 2位 肺 3位 胃
※全国がん登録罹患データ 2019年
2021年 がん死亡数
1位 肺 2位 大腸 3位 胃
※人口動態統計がん死亡データ 2021年
大腸がんになるとどんな症状がでるの?
初期は無症状が多いですが、下記の様な症状がでてきます。
- 便が細い
- 便に血が混じっている
- 腹痛
- 下痢と便秘を繰り返す
- 残便感
- 痛みを伴うしこり
どんな人が大腸がんになりやすい?
- 肥満である
- 40歳以上
- タバコを吸う
- 運動不足である
- 加工肉(ハム・ベーコンなど)をよく食べる
- 親族に大腸がんに罹った人がいる
大腸がんと生活習慣の関連(JA山梨厚生連独自の調査)
厚生連の受診者を対象に、大腸がんと生活習慣の関連があるか研究をしました。
〇厚生連で検診を受けた大腸がん罹患者の傾向
厚生連で大腸がんを男性は喫煙指数400以上(喫煙指数=1日の喫煙本数×これまでの喫煙年数)、女性は1日平均アルコール摂取量が1合以上(1合=純アルコール20g)以上のことが関連していると示されました!