ABC分類と呼ばれる分類ごとに胃がんのリスクを判定します。
※厚生連ではヘリコバクター・ピロリ抗体検査(±)の判定を設けており、(-)として分類しています
- A群・・・健康な胃粘膜です。 胃がんなどの病気になる可能性は低いと考えられますが、念のため定期的に胃の検査 (内視鏡・胃部X線)をお受けください。
- B群・・・少し弱った胃粘膜です。 わずかですが胃がんなどの病気になる可能性があります。異常が見つからなくても、 定期的に胃の検査(内視鏡・胃部X線)をお受けください。
- C群・・・弱った胃粘膜です。 胃がんなどの病気になりやすい状態のため、毎年胃の検査(内視鏡・胃部X線)をお受け ください。
- D群・・・かなり弱った胃粘膜です。 胃がんなどの病気になる可能性があるため、必ず内視鏡検査をお受けください。 また、今後も毎年内視鏡検査をお受けください。
検査を受けるときの注意点はある?
過去にピロリ菌の除菌をしたことがある方は、E群です。除菌後の方は、ABC検診をお受けになると正しく判定できません。
除菌後も胃がんなどの病気になる可能性はありますので、定期的に胃の検査(内視鏡・胃部X線)をお受けください。