焦点を含む撮影設定は、季節、撮影時間、天候などに影響し、SfMにおいて重要な要素となります。
実際の撮影現場で撮影開始直前にその時の撮影高度にしてマニュアル撮影で試写をして確かめる以外に方法はありません。
天候の他に、対地高度、飛行速度、地形がファクターとなりカメラ毎に特徴があり異なる設定となりますので、練習を何度も行い感覚を身につけると、本番で失敗する事が少なくなります。
また、Pix4Dmapperに関しては、撮影に際し以下の制限があります。
1. 1ファイルが55M画素以上の画像を処理する為には、
別途 ラージフレームオプションが必要となります。
2. 画像を(圧縮など)再編集を行うと処理に適さなくなる可能性があります
3. 魚眼レンズや360度カメラも対応していますが、360度カメラは
画像出力が縦横比1:2の長方形出力画像のみ対応いたします。
4. カメラの主点とレンズ歪を計算しますので、画像の切り出しが
行われる場合は、主点などが変化しないようにご注意ください。
5. 異なるカメラ機種やレンズ、および同一組み合わせでも焦点距離が
異なる撮影画像は別ブロックとなる為、その場合異なるブロック同士が
十分に重複するよう撮影計画に注意して下さい。
6. 同一カメラの同一焦点距離でも、GSDの差が2倍を超える場合は
計算されませんので、対象物との距離および斜め撮影にご注意ください。