公共測量の場合は、国土交通省の「作業規定の準則」に則り設置を行って下さい。
現場測量の場合は、上記の準則が一つの基準となると思われますが、クライアントと相談の上決定をしてください。
ただし、SfM処理を行うことを考えると、それに加え次の四点を考慮する必要があります。
1.撮影範囲で設定したグリッドの内側に標定点を設置すること
2.撮影範囲に高低差がある場合、可能な限り異なる高度の個所に標定点を設置すること
3.標定点を直線状に配置しないこと
4.多方向から画像上視認可能な位置に標定点を配置すること
(建物の影などは一部方向から視認することが出来ないためGCP位置算出の精度低下に繋がります)
Pix4D社の公表では、一般的な地形においてPix4Dmapperは、プロジェクトエリアに4隅と中心を合わせた5点あれば、ほぼ精度は担保でき、均一に8点あれば、それ以上のGCPはそんなに精度向上しないと言っています。
市街地の方が精度は出やすく、森林や川などがある場所は精度低下しやすい地形になります。