TOP測量や解析の基本知識標定点及び検証点座標の計測方法
最終更新日 : 2021/09/02

標定点及び検証点座標の計測方法

写真測量において、標定点(GCP: Ground Control Point)および
確認ポイント(CP: Check Point)の座標計測は非常重要で正確性を求めます。

実は、国交省の測量に関わる業務の場合、
標定点および確認ポイントは、
1. 国土地理院で認証された機器を用い
2. 測量士の資格を持った人が計画し
3. 測量士の資格の監督の元で計測した
結果の値を意味します。
通常、測量会社に日程などを撮影日に調整して計測依頼します。

ですので、SfM側の手順では、数値ありきで話が進みます。

国土地理院の準則業務や、i-Con基準を求められる業務以外であれば、
以下の例外的な事例があるようです。
a. 電子基準点のあるエリアでは、電子基準点の座標が公表されていて
 確認ポイントにできる
b. 河川では、河川ポストの座標は計測されているので、
 河川事務所が発注する業務では、座標を入手できる
c. RTK機能のあるドローンで、簡易的に計測する事が出来る