TOP国土地理院電子基準点サービスの利用についてFTPサイトのデータ取得フォルダ構造について
最終更新日 : 2021/07/01

FTPサイトのデータ取得フォルダ構造について

国土地理院の電子基準点データ提供サービスで取得できる「EXT_data」 のフォルダは「機動連続観測点データ」の保存フォルダです。もし機動連続観測点がお近くであれば、お使い頂く事は選択肢となります。

通常の「電子基準点観測データ」は、2019年10月より、RINEX Ver3.02データ(「サイクルシフト補正」されたデータ)となり精度が向上しています。
https://terras.gsi.go.jp/geo_info/information/information_20190930.html

上記よりPPK用の電子基準点データを、FTPサイトからダウンロード頂く際は
「GRJE_3.02」のフォルダ中のデータをご取得下さい。
*ちなみにアルファベットは以下の各衛星を意味します。
G:GPS
R:GLONASS
J:準天頂衛星
E:Galileo

電子基準点観測データのファイル名
 電子基準点の観測データファイルの名称規則は以下の通りです。
 ファイルはgzip形式で圧縮されてます。

 ssssddd?.yyo : 観測データファイル
 ssssddd?.yyn : GPS衛星の軌道情報ファイル
 ssssddd?.yyq : 準天頂衛星の軌道情報ファイル
 ssssddd?.yyg : GLONASS衛星の軌道情報ファイル
 ssssddd?.yyl : Galileo衛星の軌道情報ファイル
  ssss  : 観測局の6桁の局番号の下4桁もしくは名称を表します
  ddd  : 観測した日の通算日を表します
  yy  : 観測した日の西暦下2桁を表します。2009年では09となります
  ?  : セッション番号(1セッションは9時間です) 
      https://terras.gsi.go.jp/gsi_kaisetsu.html