わたしが発信する情報は人の生き方の選択肢までつくることができる。わたしがこれを実感したのは「異業界」「異業種」から「PR職(広報)」にチャレンジしたことがきっかけ。はじめて突き当たった逆境は、教育業界の記者やライターは時短や産休明けの「お母さん」が多いことへの気後れ。子育てのプロに対し、子育て経験のない私が自社のサービスを紹介し、メリットやおもしろさを伝えることは一見壁が高そうに見えた。だが実際、子育てに全力を尽くすからこそのお母さんたちの悩み。「自分の子育ての仕方が正しいかどうか不安」「子どもが夏休みの間も仕事のスケジュールが詰まっているので一緒に過ごせる時間が他の家庭より少ない気がして申し訳ない」・・・それぞれの悩みをうちあけてくれたのがきっかけで、自分ができるPRとしての役割が見えてきた。わかったことは私が発信する「子育ての選択肢」でより多くのお子さまの可能性だけではない、お母さまや家族、子どもたちを見守る人々の生き方の選択肢までサポートできるということ。そして、ほかの人も「こんな悩みをこんな風に解決した」という事例をメディアの人たちの力を通して発信することでより多くの悩みを解決できること。情報には人の生き方や人生まで切り開くチカラがある。