もはや国家間、企業間、個人間、果ては家族間の領域まで言葉や文字を超えた様々な表現がテクノロジーで可能になっている。と同時にそれらに対する社会一般の価値観形成が出来ないまま一般化し、多様かつ複雑で不安や恐怖、差別を生んでいる。我々はそれらに追い付けない現実を目の当たりにしながら、それについて行こうとするもの、それをあきらめたりしたものが同じ時間を過ごす事を強いられている。また、それらを使うもの達は、個々の価値観やモラルをそのままに自由の名のもとにありあもしない虚を平然と発信している。まったく危うい世界。その中にあってPRは新たなソーシャルネットワークの基本概念として登場する。そこにはより良き未来、平和な生活、豊かな文化を誘引するメッセージが散りばめられいる。先導的ではなくかつ恣意的ではない強い意志に貫かれたそれらのメッセージは国や企業、人の心をつき動かす。そのメッセージの作りと伝え方は国や、イデオロギー、リテラシーを超えて普く発信され、それを受けたもの達は多くの学びと自戒そして勇気を得、次の時代への貢献を誓い奮起するのである。PRは強い信念を通じで’万民が等しく幸福になる’という事を目指し社会を変えていく事ができる。