プレスリリースとストーリーは、情報発信の手法として、決して二者択一ではありません。併用する事やシーンに応じて使い分けることが可能ですので、ぜひ下記を参照ください。
それぞれの特徴
▼プレスリリース
・特性:企業活動のファクト(事実)を中心に構成され、公式かつ最新の情報として流通し、ストレートニュースを扱うメディアとの相性が良いです。
・運用面:プレスリリースは情報鮮度の観点から特定期日に合わせて配信する必要があります。
・効果:ファクトの告知、説明に特化をし、ニュースとしてのリーチを最大化できます。
▼ストーリー
・特性:ストーリー形式の情報は事実の背景、経緯、当事者の行動を中心に構成され、読み物として流通します。そのため、ワイドニュースやドキュメンタリー形式のメディアとの相性が良いです。
・運用面:ストーリーの発信タイミングは任意に決められますが、プレスリリースと同時もしくは意図的に期間を開けてからの発信がおすすめです。
・効果:貴社がプロダクトやサービスを起案・開発し、マーケットに問う理由やそのプロセスを開示し、オーディエンスの共感と記憶を最大化できます。
※メディアの方の取材ネタになったり、事前情報の豊富さから問い合わせがしやすいといった効果もあります。
▼参考情報
【STORYノウハウ】ストーリーを発信する効果は?効果的な伝え方や活用方法も解説
https://prtimes.jp/magazine/story-effect/#chap_hdphnsld
併用いただく際のメリット
配信予定のプレスリリースとストーリーにおいて、それぞれのテーマや内容に共通点がある場合であれば、同時配信が好ましいです。
※プレスリリースではAというブランドの商品告知を、ストーリーではAというブランドの誕生秘話を伝える等。
プレスリリースと同じタイミングで配信をいただくことで、事実だけではメディア様から取り上げにくいと判断されたトピックスも、
ストーリーがあることで別の切り口を発見してもらえる可能性が増えます。
なお、意図的に配信タイミングをずらすことで、同テーマに対して改めて注目してもらう機会を作ることが出来ます。1回だけでなく、継続的にメディアの方とのタッチポイントを作ることで、上手く記者・編集部のニーズにマッチする場合もあります。