1. 後期高齢者医療保険証について
- 75歳の誕生日当日から対象に交付される被保険証(健康保険の被扶養者だった方も75歳の誕生日以降対象)。
- 75歳以上の方は、それまで加入していた医療保険(国保・健康保険・共済など)から、自動的に後期高齢者医療制度の被保険者となる。ただし、社会保険等にご加入の方で、後期高齢者医療制度に移行する方に扶養されており、被扶養者として被保険者証が交付されている方は、国民健康保険などへの加入の手続きが必要。
- 65歳以上74歳以下の方で一定の障害がある方も申請により加入可能。
- 参照:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/kourei/kouki/1036311/1036312.html
- 参照:https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/kourei/kouki/1036311/1036313.html
2.後期高齢者医療保険者証の例
3.後期高齢者医療保険者証の登録方法
保険情報の登録や確認作業は、「保険・公費」タブから行います。
手順は以下の通りです。
⑴「保険」右上の「+」をクリックして保険編集画面を開き、高齢者受給者証の保険情報を入力します。
4.一部負担金の割合変更の場合
⑴上書きせず、変更前の保険証の有効期間に、終了日を入力してください。
⑵変更後の保険証の有効期間に、開始日を入力し、新しく保険を作成してください。
💡Henry上での有効期間の入力は、_交付年月日又は適用開始年月日~終了日_を入力してください。
有効期間が重ならないように調整してください。
<例>
健康保険証:交付年月日 R03.10.01、有効期限 R05.09.30
高齢受給者証:交付年月日 R04.08.01、有効期限 R05.07.31
↓
R04.07.31までは3割負担
健康保険証:交付年月日 R03.10.01、有効期限 R05.09.30 R04.07.31
高齢受給者証:交付年月日 R04.08.01、有効期限 R05.07.31
5.負担割合の初期設定
負担割合の初期設定は以下のようになっています。
6.後期高齢者医療被保険者証の負担割合表示
カルテ画面や会計画面で「公費・保険」を開き請求に使用した保険情報を確認した際に、後期高齢者医療被保険者証が登録されている場合は、負担割合が表示されます。
💡 後期高齢者医療被保険者証のみ負担割合の表示がされます。
他の保険証は従来通り負担割合の表示はありませんので、ご留意ください。
7.後期高齢者の患者負担割合の「2割」負担について
令和4年10月1日より後期高齢者の負担割合が、所得に応じて2割となりました。
以下が入力手順となります。
⑴保険証の有効期間の開始日が「R04.10.01」以降に設定されていると負担割合の選択で「2割」を選んでください。
⑵「追加」ボタンを押下し、登録完了です。
💡有効期間が「R04.10.01」以前の場合は「2割」の選択肢は表示されません。
【請求書兼領収書の表示画面】
【処方箋】
7.2割負担の配慮措置期間の請求金額について
- 令和4年10月1日~令和7年9月30日までの間は、2割負担となる方に対し、1か月の外来医療の窓口負担割合の引き上げに伴う負担増加額を3,000円までに抑える配慮措置があります。
-
2割負担の患者様において、1か月の負担増加額が3,000円上限になるよう対応しています。
【具体例】
1. 請求点数4,000点の場合
⑴1割の請求額:4,000円
⑵2割の請求額:8,000円
2. ⑴⑵の差額が4,000円となり配慮措置の対象となります。
負担上限額の差額が上限の3,000円になるように患者様への
請求金額は7,000円となります。
### 【請求書兼領収書】