照射オーダーをコストカレンダー(コスカレ)に取り込めます。
- オーダー種別と部位に対応した照射コストが反映されます。
- オーダーで選択した部位に応じた部位コメントが自動で追加されます。
1つのオーダーに複数の内容を追加して作成した場合は、一連のオーダー内容と判断し算定単位がまとまって連携されます。
電子画像管理加算は照射種別に対応したコストが自動算定されます。
造影剤注入手技料もオーダーに設定されているコストが自動算定されます。
照射種別がCT撮影の場合はコンピューター断層診断料が自動算定されます。
1. 療養病棟入院料算定時の注意点について
電子画像管理加算をコストカレンダー上で手動で「算定しない」の入力が必要です
- 療養病棟入院料の場合、電子画像管理加算は包括対象ですが、現行仕様上、請求金額計算の際に自動で包括計算されません。その為、コストカレンダー上で手動で「算定しない」の入力をお願いします。
<「算定しない」を入力しない場合>
診療明細書に「電子画像管理加算」が加算されたままで正しい請求金額となっておりません。
<「算定しない」を入力する場合>
コストカレンダー上の「電子画像管理加算」をクリックし、「算定しない」を選択します
診療明細を確認すると「電子画像管理加算」が算定されず正しい請求金額となります。
2 . 照射オーダーのコスト連携で反映されるコストの順番について
- 照射オーダーのコスト連携時に撮影料が先頭になるよう自動算定を行っておりましたが、乳幼児加算や幼児加算等の年齢加算を含む場合、レセプト提出時にエラーとなり修正が必要となるため、診断料が先頭になるよう算定コストの反映順を改善いたしました。
外来照射オーダーのコスト連携例
- 「診断料→撮影料→年齢加算」の順に並ぶようコスト連携いたします。
入院照射オーダーのコスト連携例
- 「診断料→撮影料」の順に並ぶようコスト連携いたします。
3 . 「コンピューター断層診断」の算定条件を満たしていない場合の警告メッセージ表示について
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概要
コンピューター断層撮影を算定している場合、入院・外来・診療科の別は問わず、同一月内に1回のみ「コンピューター断層診断」を算定できる
- CT撮影、MRI撮影など、コンピューター断層撮影料を算定していないのに診断料が算定されている場合、警告メッセージが表示されます。
外来
- 外来会計画面で、警告メッセージ「
コンピューター断層診断はコンピューター断層撮影を算定していない場合は算定できません
」を表示いたします。
入院
- コストカレンダーで、警告メッセージ「○日
コンピューター断層診断はコンピューター断層撮影を算定していない場合は算定できません
」を表示いたします。