このページでは医療機関様が実施するバックアップについての判断基準としていただくため、Henryが行うバックアップについてご紹介します。
ユーザ情報や診療録などのバックアップ
ユーザ情報や診療録についてはデータベースを利用した管理をしております。
このデータベースのバックアップは毎日夜間にフルバックアップを取得しています。
このフルバックアップは30世代を東京に保管しています。加えて日中の変更についても変更ログを取得し、バックアップからの復旧時に発生するデータの損失を抑えています(ポイントインタイムリカバリ)。
東京での大規模災害に備えて、夜間のフルバックアップは大阪にも転送し30世代を保管しています。このため最悪の場合でも、1日前のデータを復旧できます。
処方箋や領収証などのバックアップ
処方箋や領収証、画像などのファイルは東京と大阪の2拠点にて管理しています。このため東京あるいは大阪にて大規模災害が生じても、ファイルの損失を防ぐことができます。
オフラインでのバックアップについて
医療機関様においてオフラインでのバックアップが求められるのは、ネットワーク障害などでオンラインシステムに接続できない場合、オンラインシステムそのものが稼働しない場合、そしてランサムウェアなどによりオンラインシステムのデータが改ざんされた場合に備えるためです。
いずれの場合でもオンラインシステムに頼れないケースであり、Henryが提供するバックアップとは別のバックアップを院内のオフライン環境に保管する必要があります。
残念ながらHenryでは2024年2月現在、オフラインでのバックアップに利用できるデータの一括ダウンロード機能を提供できておりません。開発予定となっておりますので、Slackでのご連絡やリリースノートを継続的にご確認いただけますと幸いです。