基本的に海外旅行に薬を持っていくことは可能です。日本で服用している薬がある場合は、同じものを持っていきましょう。ただし、日本国外への持ち出しに制限のある薬や、国によっては持ち込みが禁止されている薬もあるので気を付けましょう。日頃から持病の治療で服用している薬がある場合は、忘れずに持っていきましょう。これ以外に常備薬として用意しておきたいのは、風邪をひいたときのための、総合感冒薬や咳止めです。また、解熱鎮痛薬があると、頭痛や歯の痛みが生じたとき、発熱時にも服用できるので便利です。乗り物酔いをしやすい人は酔い止めも用意しておきましょう。海外旅行中に体調を崩してしまった場合、現地で薬を調達することは簡単ではありません。外国語で書かれた市販薬の成分を理解して購入するのは難しく、体格の違いから用量が合わないことが懸念されます。また、病院を受診する場合にも、日本と同じように気軽に行くわけにいきません。万が一のために、これらの薬を持参すると安心です。